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レギュレーターパンク

2002年7月23日、大暑のこの日、琵琶湖の北の端-奥琵琶湖パークウェイ(自宅から約10時間@涙の実測)でそれは起こったのだったった。
涼しいワインディングを楽しんでいたらいきなりZXRのエンジン停止。アフターファイアー!パンパン!

止まってセルをかけてみるも「きゅう」とかいうアザラシの鳴き声みたいな可愛い音を出して止まった。きゃあ可愛い!
およよ?と思ってメインスイッチを入れ直してみる。
ここでメインスイッチを入れたときに付くオイルコーションランプとニュートラルランプの光が極端に弱いのに気がついた。

セルが回らないので有れば、押しがけだ!
33℃くらい有る炎天下の中の押しがけは地獄。でもかからない!
の"お"お"お"お"お"お"お"お"お"!!!!
バッテリーにはプラグに火を飛ばす元気すら残っていないようですちーん
とりあえずシートを外してバッテリーの線が外れてないか見てみる。外れてたらいいのになー、のになー・・・
きちんと付いてます!の"お"お"お"お"お"お"お"お"お"!!!!
ただしバッテリーは手で触るとアーチーチーアーチー!@hiromiGO!となるくらい熱かった。

お世話になってるマイスターに連絡するとレギュレーターがあまりの暑さに放熱出来ずパンクしたんちゃうかとのこと。
バッテリーの新品を買うか充電したらなんとか家まで帰れんことないんちゃうかという結論に。
とりあえずkimra君のFZR250のバッテリーを積んでみて押しがけ。おお、エンジンかかった!
ちょっと希望を持つ。

そこへ街まで車屋さんを探しに行ってくれてたT君が大浦町の農機具屋のヒロトさんを連れて物凄く良いタイミングで帰って来た。
ヒロトさんが持ってきてくれた250ccバイクに乗ってたという中古バッテリーを積んでセルを回すと・・・かかった!
なんとか帰れる!中古バッテリーと出張料、合わせて3000円也。安っ!ありがたい!ヒロトさん、後光が差していました。

ここからは免許取得以来ヒサビサの超安全運転で帰宅
3時間くらい走ったところで信号待ちでエンストをこく。どうやらバッテリーがお亡くなりのようだ。
FZR250のバッテリーに積み替えて、今まで積んでたバッテリーはFZR250に。
FZRはちゃんと充電してるので、疲れて思考回路もパンクしかけてる僕にはFZR250が物凄く高機能なバッテリー充電器に見え始める
帰宅までの10時間走行の間に4回くらいバッテリー積み替えました。

爆睡して次の日、レギュレーターの状態を見て見ました。するってーと・・・
ぱっと見普通 うん?普通じゃん。故障したのはレギュレーターと違うのかな・・・?
それよりガソリンコック、茶色い。ガソリン漏れてる?アハハ・・・
なんだ、このオイルは? ふと目線をおろすとリアサスの横に怪しいオイル。触ってみるとベトベト感でエンジンオイルでないことを確信。
このオイルの真上にレギュレーターがある。
とりあえず取ってみるか。
外して涙 ババンババンバンバン♪ダアアっ!なんじゃこりゃあああ!
プラスチックパーツ、レギュレーターの形に解けてるがあ!
写真右側にオイル吹いてるのも見えます。
レギュレーター1 パッキンがボロボロなのはバッテリーケースと溶着(苦笑)してたので-ドライバーでコジったせいです。
下側にオイル吹き跡。
レギュレーター2 開けてみると炭化した電子部品が・・・あうあうあう


教訓。
  1. 暑い日はちゃんと休憩しよう。人間もバイクも。
  2. バッテリー、外すときは-から、つけるときは+から。パチパチ☆
  3. 滋賀県はいい人ばっかりです。ありがとう、ヒロトさん!
  4. 工具はちゃんと持っていこう。
  5. 持つべきものは友達。助かった。